ジャンル:演劇
冬のバス停、遅延中。三人は少しだけ、昔に戻る。
冬の夜のバス停。遅延したバスを待つ社会人の吉岡は、どこか距離感のつかめない小池と出会い、取り留めのない会話を始める。そこへ勢いよく現れた橘をきっかけに、三人は高校卒業以来の再会を果たす。
ピザまんの食べ方、カップアイスの削り方、昔の回転寿司での小さな揉め事。意味のないようでいて妙に譲れない会話の積み重ねのなかで、それぞれが過ごしてきた時間や、変わってしまったもの、変わらない距離感が少しずつ浮かび上がっていく。
バスはなかなか来ない。何か大きな出来事が起こるわけでもなく、待ち時間だけが伸びていくなかで、それぞれの現在と過去が交差していく静かな再会の会話劇。
高校の時の友達と今でもたまに会って旅行するのですが、再会すると、懐かしいなこの感じ、と思うのと同時に、こんな会話するような歳になってしまったんだ、と思います。
まだまだ大人になれない私たちだけど、互いに知らないところで少しずつ変わっていったところが見えると、あの頃には戻りきれないもどかしい気持ちと、少しは成長したんだと嬉しい気持ちが交差します。まだまだ、再会未満、関係未満、整理未満、大人未満です。
6月22日 (月) 20:45 開演
開場 20:30 / 上演時間:21分〜30分